黒人喫煙者の約85%が使用するメンソールタバコが米国で禁止される方針Photo:BAKERYLY/gettyimages

 米食品医薬品局(FDA)は4月29日、米国での燃焼式タバコ製品の使用による疾患と死亡を大幅に減らすために、メンソールタバコおよびあらゆるフレーバー付き葉巻の禁止を内容とする製品基準を、来年中に取りまとめる予定であることを発表した。FDAは、今回の決定はこれらの製品の中毒性と有害性を明示した科学的エビデンスに基づくものであり、メンソール以外のフレーバーのタバコへの使用を禁止した2009年の重要な措置の流れに沿うものだとしている。

 メンソールタバコは何十年にもわたり、主に黒人をターゲットに積極的な販売戦略が展開されてきた。FDAによると、黒人喫煙者の約85%がメンソールタバコを使用しているという。メンソールタバコは、フレーバーの付いていない普通のタバコ製品に比べて禁煙が困難であることが研究により明らかにされている。