米アマゾン・ドット・コムは17日、倉庫で働く労働者向けの健康増進プログラム「WorkingWell」を立ち上げることを明らかにした。労働災害を巡る長年の批判に応じ、職場でのけが防止や心の健康についてのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)の約束を反映させる動きだ。  職場の健康・安全担当バイスプレジデントのヘザー・マクドゥーガル氏は、アマゾンが2年前に新プログラムの一部について試験的に開始したと明らかにした上で、今年末までに施設1000カ所に導入する予定だと述べた。アマゾンは2025年までに記録に残るような労災を半減させることを目指している。