【ワシントン】米食品医薬品局(FDA)と米製薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、同社の新型コロナウイルスワクチン製造の委託先であるメリーランド州ボルティモアの工場で起きた汚染問題が解決したと28日にも発表する見通しだ。そうなればさらに大量のワクチン製造が可能になる。  医薬品受託製造会社のエマージェント・バイオソリューションズが運営する工場では、不衛生な状態などが原因でJ&Jのワクチンが汚染されたことからワクチン製造を停止していた。この工場はJ&Jと英アストラゼネカのコロナワクチンを製造していた。