【ワシントン】ジョー・バイデン米大統領は31日、メモリアルデー(戦没者追悼記念日)の演説で、米国および世界における民主主義の擁護を訴え、殉職した軍人らをたたえた。  バイデン氏はアーリントン国立墓地で、「民主主義はどのような犠牲を払っても守らなければならない。民主主義がすべてを可能にするからだ」と述べた。また、「民主主義。これは米国の魂だ。この魂のためには戦い、命をささげる価値があると信じる。あなたたちもそうだろう」と続けた。  バイデン氏は週末にテキサス、フロリダ、ジョージアの各州で議論されている投票制限法に触れ、「民主主義に対する攻撃だ」と述べていた。