ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが1日発表した2-4月期(第1四半期)決算は予想を上回った。顧客が大幅に増え、オフィス再開が進むにつれ業績もさらに上向いた。  また2022年1月期の業績見通しを引き上げ、通期売上高は39億8000万~39億9000万ドル(従来見通しは37億6000万~37億8000万ドル)、調整後1株利益は4.56~4.61ドル(同3.59~3.65ドル)との見方を示した。  2-4月期は有料ユーザー数が大幅に増え、従業員数10人を超える法人顧客数は約49万7000と、前年同期比87%増加した。