ジョー・バイデン米大統領は1日、南部オクラホマ州タルサで1921年に発生した黒人虐殺事件の生存者と面会し、悲劇的事件から100年を記念した式典に出席した。また人種間の経済格差を是正するための政策についても、詳細を明らかにした。  バイデン氏は「ブラック・ウォール・ストリート」として知られていたビジネス地区にあるグリーンウッド・カルチュラル・センターで演説を行った。この地域では100年前、暴徒化した白人が300人の黒人住民を殺害し、35ブロックにわたる地域を破壊した。  現職の大統領でこの事件の記念式典出席のため当地を訪問したのはバイデン氏が初めて。 。