パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスに対し、イスラエルとの軍事対立が激化した先月以降、暗号資産(仮想通貨)による寄付が急増している。ハマスの幹部が明らかにした。  イスラエルとの交戦が世界的な注目を集め、ハマスの軍事部門「エゼディン・アル・カッサム旅団」が運営するウェブサイトへの訪問者が増加。これが軍事活動への寄付に結び付いているという。  ハマス幹部は、ビットコインでの寄付は「明らかに急増した」とし、「資金の一部はパレスチナ人の基本的権利を守るため軍事目的に使われる」と述べた。