注目の中国新興ハイテク企業で軒並み赤字が膨らんでいる。新たな市場開拓のため巨額の投資を行っているためだ。中国の生活関連サイトを運営する美団、ネット通販大手の拼多多(ピンドゥオドゥオ)、動画共有アプリ「快手」を運営する中国の快手科技は、いずれも売上高が急増している。新型コロナウイルス禍により、ネット経由のサービスに対する需要が大きく拡大しているためだ。だが同時に、これらの企業は巨額の赤字を計上している。目先の収益性を無視して長期の商機を優先しているためで、足元で株価が急落している。美団の最高経営責任者(CEO)を務める王興氏は5月28日の決算会見で「長期的な成果のために忍耐強くあり続ける。われわれは短期的な変動を受けて、長期的な視点に立った戦略や投資ペースを調整することはない」と述べている。
中国新興ハイテク、巨額赤字も成長市場で火花
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