気がつくと、1日があっという間に過ぎ去っているあなたへ。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

「意識高い系」にうんざりしている人に知っておいてほしいことPhoto: Adobe Stock

SNSに溢れる「意識高い系」のアドバイス

最近、Xやインスタグラムをみていると、「意識高い系」とよばれるような投稿が目立つ。

・朝は4時半に起きて、朝活をしましょう
・退勤後はカフェで勉強をしましょう
・毎日マラソンをして体力をつけましょう

このような生活ができたら、知識もあり、体力もあり、時間も有効に使える「理想的な人間」になれるのかもしれない。

だが、正直に言うと、私には無理だ。
日々の仕事に疲れてしまっているし、家族と過ごす時間も大切にしたい。そんな生活のなかで、毎日このようなことをやり続ける自信はない。

SNSでこうした投稿を見ていると、「自分はなんでできないのだろう」と落ち込んでしまう人もいるだろう。

しかし、そんな必要はない。

「役に立たないアドバイス」は捨てよう

著者累計100万部を突破した話題作『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』では、以下のことが述べられている。

例えば、「いつもより1時間早く起きて、もっと頑張ろう」というアドバイスがあったとする。自己啓発系の動画や書籍でよく目にするメッセージだ。これは、2日ほどは効果がある。でも、すぐに人間の身体には十分な睡眠が必要だと気づくだろう。睡眠時間を削って頑張るのは、長続きする戦略ではない。不安はむしろ増えるだけだ。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(p82~83)

これはつまり、「他人が良いと言っているアドバイス」であっても、自分にとって意味のないアドバイスであれば、無理に取り入れる必要はないということだ。

SNSには、努力している人の姿がたくさん流れてくる。
それを見ると、「自分ももっと頑張らなければ」と思ってしまうかもしれない。

だが、人にはそれぞれ違う生活があり、違う体力があり、違う時間の使い方がある。
だからこそ、他人の「理想的な一日」を追いかけるよりも、自分の生活に合ったやり方を見つけることのほうが大切なのだ。

自分によって「役に立たないアドバイス」はきっぱりと忘れよう。そして自分のペースで自分の生活にあった努力を続けよう。
そうすれば、誰かのためではなく、「自分のための人生」をもっと楽しめるはずだ。

(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)