米パイプライン運営大手コロニアル・パイプラインはコンピューターシステムへのサイバー攻撃を受け、5月8日に身代金としてハッカーに約440万ドル(約4億8000万円)相当の暗号資産(仮想通貨)を支払った。米連邦捜査局(FBI)はその後、支払われたビットコインの追跡に乗り出した。裁判所の記録によると、その後の19日間、ハッカーが75ビットコインを他のデジタルアドレスに送付する中、特別捜査官がビットコインの公開台帳を監視。5月27日、64ビットコイン近くが仮想アドレスに送られたが、FBIはこのアドレスへのアクセスを取得し、令状を得て押収するチャンスをつかんだ。米司法省は7日、コロニアルが支払った身代金のうち、およそ230万ドル相当のビットコインを回収したことを明らかにした。
ビットコインの身代金回収したFBI、その手法とは
追跡不可能との定評とは裏腹に、身代金の半分以上を奪還
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