米石油大手エクソンモービルのダレン・ウッズ最高経営責任者(CEO)は、連邦政府・議会へのロビー活動を担当する幹部2人が、気候変動問題に関する同社の公的立場を否定する発言を行ったことを謝罪し、2人の発言内容を否定した。環境保護団体グリーンピースの担当者が求人企業へのインタビューと偽って、エクソンの連邦関係担当シニアディレクターのキース・マッコイ氏に対するビデオインタビューを実施。マッコイ氏はその中で、同社が気候変動対策として炭素税を支持しているのは、実現することがまずなさそうな「格好のテーマ(easy talking point)」だからだと語った。「全ての米国民に課す税など、誰も提案しないだろう」とも述べた。この動画はグリーンピースが6月30日にインターネット上で公表した。
エクソンが幹部発言を否定、「炭素税」支持の真意歪曲で
有料会員限定
あなたにおすすめ