その3:洗剤やトイレットペーパー類のストック

「まだストックはあるけど、どうせ使うし、セールだから買っておこう」と、どんどん消耗品のストックが溜まっている家は注意をしてほしい。そういう人は、「安いから」という動機で、まだ在庫があるのにどんどん買い込んでしまうタイプかもしれない。それだけではない。ストックがあると人は安心し、使う量を節約しようとしなくなるものだ。

 昨年、コロナ禍でトイレットペーパーが棚から消えたとき、誰もが手元のペーパーをなるべく節約し、大事に使おうとしたはずだ。しかし、今はどうか。ちまちま使ったりはしないだろう。まだ十分あると思えば、消費するスピードも早くなるというものだ。

 ストックしているのは洗剤やペーパー類だけでなく、調味料やレトルト食品などもそうだ。棚の奥に押し込められた在庫が残っているのに、それに気づかずまた重ね買いをしていないか。このように、溜まり溜まったストックは二重にお金のムダを呼ぶ。

その4:ビニール傘

 ビニール傘が玄関に何本も溜まってはいないだろうか。今どきビニール傘も安くはない。1本500~600円することもある。急な雨で傘を買うことは誰にでもあるが、それが繰り返されるのは、「500円程度ならいいか」と考える人、つまりお金を払う意識がそれだけ緩いということになる。

 ワンコインでもムダに使いたくないと考える人なら、もちろん天気予報は確認し、不用意な支出をしないで済むよう、折り畳み傘を持参するだろう。「その程度の金額をケチるなんてカッコ悪い」と思うなかれ。お金が貯まる人は、有意義なお金は喜んで使うが、使わなくて済むお金は1円だって払いたくないものだ。

 ちなみに、急な雨で傘を買わなくてはいけないときは、コンビニやドラッグストアで買う前に近くに100円ショップがあればのぞいた方がいい。300円で折り畳み傘が買えることがあるので、ぜひ。