米フェイスブックが28日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、デジタル広告が好調で、大幅な増収増益となった。利益は前年同期から倍増の103億9000万ドル(1株当たり3.61ドル)で、市場予想を上回った。売上高は56%増の290億8000万ドル。広告主はここ1年にネット上での消費者への訴求に注力しており、今回の決算はこれが引き続きフェイスブックの追い風になっていることをうかがわせた。またアプリから直接商品を購入する消費者が増加しており、アナリストはフェイスブックに今後も恩恵をもたらすとみている。だが、決算発表を受けて、フェイスブック株価は時間外取引で3%値下がり。今年下期に売上高の伸びが鈍化するとの見通しを示したことが嫌気されている。