ボディサイズは全長×全幅×全高4805×1885×1395mmと伸びやか。全長は従来型比で120mm長くなった。一方、全高はわずかに10mmの上乗せ。新型M3比で40mmも低い“ローシルエット”は、クーペならではの流麗なプロポーションを強調する。

BMW・M4クーペ・コンペティションリアビューパフォーマンスは圧倒的 0→100km/h加速は3.9秒 Mドライバーズパッケージ(op33万6000円)装着車の最高速は290km/hに達する 駆動方式はFR 今後4WDを設定予定

 新しいM4クーペで印象的なのは、大型キドニーグリルを採用したフロントマスクだろう。試乗車のボディカラーは、サンパウロイエロー。ブラックアウト化されたグリルとのコントラストは鮮烈だった。大型グリルの存在感を控えめにしたいのであれば、ブラックやグレーなどダーク系のボディカラーを選択するのがベターである。

 インテリア各部は現行3&4シリーズと同様のモチーフを採用。試乗車には、これまで以上の個性とゴージャスな雰囲気を感じた。ブルーをベースにブラックやイエローのアクセントを施したシートなど、多数のオプションアイテムが装着されていたからだろう。

BMW・M4クーペ・コンペティションインパネインパネは最新BMW共通イメージ グリップ部の太いMスポーツステアリングはがっちりとした操舵フィール 写真はopインテリア(30万8000円)仕様
BMW・M4クーペ・コンペティション前席前席はサポート性を重視したバケット形状 4点式シートベルト対応 後席も大人2名がくつろげる 乗車定員は4名
BMW・M4クーペ・コンペティションリアシート
BMW・M4クーペ・コンペティション荷室トランク容量は440L 幅/奥行とも余裕がある 後席シートバックは可倒式 スキーなども積み込める実用設計