ひろゆきが語る「人としてサイテーな金の稼ぎ方」ワースト1ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、さまざまなメディアで大活躍中のひろゆき氏。全国のベストセラーランキングで続々と1位を獲得し、34万部を突破した著書1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

よくない稼ぎ方とは?

 お金儲けが得意な人と苦手な人がいます。僕はわりと苦手なほうかもしれません。というのも、「よくないお金の稼ぎ方」があると思っているからです。

 もっともよくないお金の稼ぎ方は、相手を不安におとしいれてお金儲けをする方法です。

 いわゆる霊感商法や投資詐欺、カルト宗教、一部のオンラインサロン、高額な情報商材などが、それに当たります。

 それらは、「悪いことをしている」という自覚があってやる行為です。もしくは、自分たちは悪くないんだと正当化してやらせるような行為です。いずれにしても、世の中のためを思うよりは、自分たちの利益のことしか考えていません。

 だから、長くは続くビジネスではありませんよね。いたちごっこのように、いつの時代にも沸いて出るものです。

「善」に見せかけた悪

 上にあげたものは、明らかに悪質なお金儲けです。しかし、社会的に一定の地位を確立して、あたかも悪くないかのように見せかけているものも多くあります。

 その1つは、「奨学金」です。奨学金の本来の意味は、学業をしたい学生にお金を支援してあげる行為です。つまり、返す義務がない。

 しかし、一般的な奨学金は、返済する義務があります。中には「利子」を取っているものもあります。そんなものは、ただの「ローン」です。「学生ローン」と言えばいいのに、わざわざ「奨学金」という名前をしているのは、立派な詐欺行為だと思います。

不安がらせる人、ワクワクさせる人

 不安におとしいれるのは、未来予測や占いのようなものが有名です。それらは、ワクワクさせるのであれば、「エンタメ」であって無害だとは思います。

 幽霊の話をする怪談師も、怖がらせるエンターテインメントであれば、別にいいでしょう。しかし、そのあとに「あなたに霊が取り憑いている」とか言い出したら詐欺です。

 なので、あなたに向けて「不安を煽るような人」「不安を煽る宣伝文句」は、つねに疑ってかかるようにしましょう。

 その裏で、「何かトクをしようとしてるんじゃないか?」「商材を売りつけようとしているんじゃないか?」「変なコミュニティに誘ってくるんじゃないか?」と、すぐに心を切り替えてください。

 もし、不安を振りにしてワクワクさせるオチのようなことを話してくれるのであれば、それこそが友達や家族、仲間である証拠です。見抜けるようになりましょう。

ひろゆき
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。主な著書に、34万部を突破した『1%の努力』(ダイヤモンド社)がある。