結婚は祝福すべきだが、日本という国にダメージをもたらす恐れ
秋篠宮家の長女、眞子さまと小室圭さんがいよいよ年内に結婚される見通しだという。
9月1日、マスコミ各社が報じたところによれば、小室さんがアメリカの法律事務所に就職する方向で調整が進んでおり、生活のメドが立ったからということらしい。結婚後、皇籍離脱する眞子さまもアメリカで生活されるそうで、1億3000万円余りとみられる一時金は辞退を検討しているという。
アンチの方たちには怒られるかもしれないが、個人的にはこういう形で話がまとまって良かったのではないかと思っている。
確かに、小室家の「金銭トラブル」はまったく解決のメドが立っていない。元婚約者の方や、社会に対するこれまでの対応から、小室母子の人間性というものを疑問視する人がいるというのもよく理解できる。
ただ、それはそれとして、結婚というのは当事者の問題だ。互いに惹かれ合う2人を引きはなすことは誰にもできない、というのは世界の常識だ。もし国内世論や政治的プレッシャーで2人の結婚を阻止するような事態になれば、中国と並ぶ「人権侵害国」のレッテルを貼られてしまう恐れもある。
スッキリしない話ではあるが、国民的には到底納得のいかない「税金1億3000万円を小室家へ投入」という事態も避けられるのであれば、いつまでもネチネチと結婚に反対しても不毛なだけだ。
それよりも気持ちを切り替えて、結婚後に引き起こされるであろう「リスク」に目を向けて備えておいた方がいい。結婚自体はめでたいことだが、日本という国にとっては今後、喜ばしくない事態が起きる可能性が高いからだ。
「縁起でもないことを言うんじゃない!」というお叱りを受けるかもしれないが、残念ながら、「現実」を直視すれば、この結婚が日本という国にダメージをもたらす恐れがあることは否定しようがない。