シリーズ18万部突破の最新刊『精神科医Tomyが教える 1秒で元気が湧き出る言葉』の著者・精神科医Tomy先生が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」で元気が湧き出る言葉を音声配信。終わりの見えないコロナ禍で、不安やストレスを抱えがちないま、言葉のパワーで心のなかに小さな希望を増やしてくれる。きょうのひとことは、これ!
「叩かれたっていいじゃない? 理解者がいるのなら」

理解者が1人でもいれば大丈夫Photo: Adobe Stock

友人や家族はあなたの理解者では?

きょうのひとことは、

「叩かれたっていいじゃない? 理解者がいるのなら」

悪口言われたり、陰口を叩かれたり、自分が攻撃に遭うということは、たまにあることですよね。

それは決して気分のいいものではないし、とても落ち込むこともあると思います。

しかし、自分の理解者が1人でもいれば、それでいいんじゃないかというお話です。

たとえば、自分の周りに敵が10人もいるとします。

敵だらけの環境に思えますね。

しかし、その環境に限って見れば、敵になる人が多いということに過ぎないわけです。

職場で上司に理不尽なことを言われて対立してしまった。

その職場の10人は、誰も自分と口もきいてくれない。

そうなると、あたかも自分だけが悪いような気分になってしまって、心が凹んでしまうわけです。

ところが、職場を離れてしまえば、その職場の10人のほうが、よほど異常なグループだったりするんです。

環境を変えてしまえば、職場の10人というのは少数派になり得るので、相対的に敵が多いからといって凹む必要はなくなるわけです。

職場を離れて友人がいて、その友人に相談できたりとか、家に帰って奥さんや旦那さん、子どもたちが応援してくれれば、その人たちは絶対的な自分の理解者であり、味方なんですから、それだけでも十分なんですよね。

敵だらけの環境だけに身を置いていると思ってしまうと、自分が孤立した存在になって、とてもに凹むことになる。

だから、きょうのことばを忘れないでおいてください。

「叩かれたっていいじゃない? 理解者がいるのなら」

参考になったかしら?