決算報_すしPhoto:PIXTA

コロナ禍からの企業業績の回復は、勝ち組と負け組の格差が拡大して「K字型」に引き裂かれていくという二極化の議論が強まっている。そこで、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回はスシローを運営するFOOD & LIFE COMPANIESやくら寿司など「すし」業界の4社について解説する。(ダイヤモンド編集部 笠原里穂)

すし業界4社は2~4割の増収
その理由とは?

 企業の決算データを基に「直近四半期の業績」に焦点を当て、前年同期比で増収率を算出した。今回の対象は以下のすし業界4社。対象期間は21年2~6月の直近四半期(くら寿司は21年2~4月期、その他3社は21年4~6月期)としている。

 各社の増収率は以下の通りだった。

・FOOD & LIFE COMPANIES
 増収率:40.5%(四半期の売上収益597億円)
・くら寿司
 増収率:21.3%(四半期の売上高357億円)
・カッパ・クリエイト
 増収率:21.5%(四半期の売上高165億円)
・元気寿司
 増収率:37.5%(四半期の売上高107億円)

 すし4社の四半期増収率(前年同期比)はいずれも20%超となっている。各社とも大幅な増収となった要因は何だったのか、次ページ以降で解説する。