シリーズ18万部突破の最新刊『精神科医Tomyが教える 1秒で元気が湧き出る言葉』の著者・精神科医Tomy先生が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」で元気が湧き出る言葉を音声配信。終わりの見えないコロナ禍で、不安やストレスを抱えがちないま、言葉のパワーで心のなかに小さな希望を増やしてくれる。きょうのひとことは、これ!
「ネガティブな考え方をやめる方法」

ネガティブな考え方をやめる方法Photo: Adobe Stock

「頭がお暇になる」という状況をつくらない

きょうのひとことは、
「ネガティブな考え方をやめる方法」

ネガティブな考え方をやめるには、なぜネガティブな考え方になるのかを、逆に考えてみるといいです。
ネガティブな考え方にとらわれて、クヨクヨしてしまうときっていうのは、「なにもしていないとき」が多いと思うんです。

なにもせず、なんとなくボーッとしているときに、クヨクヨとネガティブなことを考えてしまいがちです。
だから、ネガティブなことを考えなくするためには、ボーッとする状況にしなければいいということになります。

いつの間にか、ネガティブなことを考えなくなっているときっていうのは、どういう状況かというと、「誰かと話しているとき」「自分の好きなことをやってるとき」「家事や仕事、勉強などをしているとき」など。
こういう「なにかをやっているとき」というのは、そっちに意識が向いていますから、ネガティブなことを考えなくて済むわけです。

とくにネガティブな考え方をする癖がある人っていうのは、なにもせずボーッとしている時間をつくってしまうと、そこでネガティブなことが頭に浮かんできてしまいます。
だから、そういう時間をつくらないということなのです。
つまり、「頭がお暇になる」という状況をつくらないことが、いちばんの解決方法になります。

では、具体的にどうすればいいか?
ネガティブなことを考えたら、体操する、散歩に出かける、あるいはストレッチをする。
料理でも、お片づけでもなんでもいいのです。

とにかくカラダを動かしてみると、そっちに意識が向くので、ネガティブな考え方をせずに済みます。
なにも目的がない時間をつくって意識の向き先がなくなると、自分本来の性格が考えやすいことに行き着いてしまうんですね。

手っとり早い方法として、「寝る」という方法もあります。
ただし、ネガティブな考え方をしやすい人っていうのは、寝る前にモヤモヤとネガティブなことを考えて寝つけないこともあると思います。
だから、その前にワンクッションを置いてあげるといいです。

最近、アテクシ自身がハマっていることでもありますが、ヨガをやれば、心とカラダが整って、気持ちがボーッとして寝着きがよくなります。
YouTube動画で「ヨガ」をキーワード検索すれば、たくさん参考になる動画がありますから、試してみてください。

きょうのひとことは、
「ネガティブな考え方をやめる方法」
でした。

参考になったかしら?