日本の上場企業の場合、PERは15倍程度が平均
日本の上場企業の場合、PERはだいたい15倍程度が平均とされています。ただし、業種によっても平均PERは違ってきますので、よく調べるようにしてください。
PERは投資家の期待度とも言われており、PERが高いと株価が高くなります。
また株価がどうなるかは、企業のIR(インベスター・リレーションズ:企業が株主や投資家に経営内容や財務状況、今後の業績見通しなどを広報する活動)がしっかりできているか、とも関係してきます。
PERは、各オンライン証券やフィスコのサイト以外に、Yahoo!ファイナンスのサイトなどでも確認できます。スクリーニングでリストアップした銘柄のPERが割高か割安か、気になる会社があれば、ぜひ調べてみましょう。
ただし、PERが低ければいいというわけではありません。PERが低くても、今後の業績が悪化していく見込みなら安心できません。その会社の業績の将来性について、しっかり判断するクセをつけましょう。