チラシを撒いても集客できなかったときは、
また新しい文句を打ち出したチラシをつくるだけ
例えば、前回ご紹介した過疎地域で100万円単位の仕事を次々と受注した瓦屋さんは、「雨漏りや雨どいが壊れてお困りの方へ」というメインコピーで成功しました。
おそらくは日常で仕事をしている中で、「一軒屋に住み、雨の問題に困っているお客様は多いだろうな」と直観していたからうまくいったのです。
しかし、すべてのチラシが、そんなふうに一発でうまくいくとは限りません。
同じチラシを撒いたとして、時期があまり雨の降らない乾燥したシーズンだったらどうでしょう?
お客様がチラシを見て、「ひょっとしたら梅雨前には、雨どいを直してもらわないといけないかもなぁ」なんて思いながら、そのまま保留にして梅雨シーズンが終わってしまった、ということも十分にありうるのです。
では、外れたらどうするか?
そのときは再度、マンダラ広告作成法を使って、新しい文句を打ち出したチラシをつくるだけです。
自分で作れるのであれば、お客様の反応のいいチラシができるまで、何度でもテストマーケティングを行なっていけばいい。別に難しいことではありません。
株式会社アカウント・プラニング代表取締役
販促コンサルタント
広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、
難しいマーケティングや心理学を勉強しなくても
アンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。
業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、
全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、
社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。
著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。