ジョー・バイデン米大統領は、トランプ前政権時代にメキシコ国境で引き離された移民家族に補償金を支払うつもりはないと述べ、係争中の訴訟の和解に向け司法省が交渉してきた補償金に疑問を投げかけた。バイデン氏は3日、ホワイトハウスで記者団に対し「そんなことは起こらない」と語った。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先週、複数の関係者の話を引用し、2018年に不法入国した際に引き離されて精神的なトラウマ(心的外傷)を受けたとして起こされた訴訟で和解するため、司法省、国土安全保障省、厚生省の関係者が1人当たり約45万ドルを支払うことを検討していると報じていた。
米国境で引き離された家族への補償金支払い、バイデン氏は否定
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