譲れないところ以外は、力を抜く
年10時間を除く他の時間は、力を抜きます。
隠さず素を見せることで、安心してもらう。
安心どころか、「この人、大丈夫なのか」と心配されるくらいがいいんですよ。
譲れないところ以外は「僕はこだわりません」と伝えたほうがいい。
そのほうが相手も参加できる余白が生まれるし、どう関わっていいかを理解しやすいでしょう。
ギャップを見せるのがかえっていいという理由もあるけれど、その前に僕はそもそも自分を大した人間じゃないと思っているから、この程度しかできないんです。
年間20回、何に本気になりたいか。
それを考えてみるだけでも、自分が本当に成し遂げたいことが見えてくるかもしれません。
(本原稿は、中野善壽著 『孤独からはじめよう』から一部抜粋・改変したものです)