50万部の大ヒットとなった『「育ちがいい人」だけが知っていること』の第2弾、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』がついに発売! 内容は、第1弾を発売して以来、「じゃあ、こういうときはどうすればいいんですか?」と、多数お問い合わせをいただいた、さらに具体的なシーンでの対応。明確な決まりがないからこそ迷ってしまう日常の正しい所作&ふるまいに加え、気のきいた人なら当然のようにできているけれど、意外と教えてもらえない話し方や気遣いなど。第2弾でも「育ちがわかる」と言われてしまいそうなものばかり260項目を紹介しています。しかも、第1弾と同じ項目はないので、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』も必見ですね! 今回は、みんなの前で一人にだけお土産を渡したいとき、どうすればいいのかについてご紹介していきます。

その場にいる全員分のお土産がないときは?

みんなの前で、一人にお土産を渡すのはあり?<br />育ちがいい人なら、どうするPhoto: Adobe Stock

周りに人がいらっしゃるなかで、おひとりだけにお土産を渡したいとき、少々気が引けますね。

もちろん全員にあればいいですし、ない場合はひとりになられたタイミングでお渡しできればよいのですが、それが難しい場合は、

「いつもお世話になっております。先日はありがとうございました」など、感謝やお礼の言葉を伝えてから、

「京都へ行ったので……」と添えてみてください。

単純なお土産だと、なぜ一人にだけに今? と感じさせてしまいますが、

これなら、お世話になっているお礼という意味になり、周りの方にも違和感を感じさせずにお渡しできます。

育ちの良さとは、こうすべきというルールを常に守れているかではなく、その場の状況からベストな対応を自分で考えられるか、という部分に表れます。常に考え、自分も、周りの方にとっても心地いい存在でありたいですね。

シリーズ第2弾となる『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を260個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!