一流リーダーが実践する「冒頭30秒」のスキル、会議への関心度をグッと高める!Photo:PIXTA

リモート会議では、メンバーを議論に巻き込みづらいという悩みをよく聞く。しかし、リモート会議でも、メンバーの関心度、集中度を高めることに成功しているリーダーもいる。そうしたリーダーの多くは、三つの「ファシリテーションスキル」を実施している。(モチベーションファクター代表取締役 山口 博)

リモート会議で
メンバーを巻き込むスキルとは?

「リモート会議で誰も何も発言しない」「反応が分からないので、賛成か反対かもつかめない」「そもそも聞いているのかいないのか、そこにいるのかどうかも心配になる」……リーダーから、こうした懸念の声が後を絶たない。

 コロナ禍では、全員に出社してもらい対面で会議を実施することは難しいかもしれない。また、リモート会議を実施する際にも、回線の安定度に影響を与えるのではないか、自宅からの参加者のプライバシーを侵害してしまうのではないかとの心配が払拭(ふっしょく)できず、カメラオンでの会議実施に踏み込めないリーダーもいる。

 しかし、カメラオフのリモート会議でも、しっかりとメンバーを巻き込むことができているリーダーがいる。そして、こうした人たちが発揮している共通のスキルがある。それが、ファシリテーションの3スキルだ。