糖尿病患者が視力を維持するために、するべき予防法と治療法とは写真はイメージです Photo:PIXTA

 糖尿病のコントロールには困難を伴うことがある。しかし、コントロールを続けることが、自分の視力を維持する鍵だ。

 糖尿病患者の半数以上に糖尿病性網膜症が認められる。糖尿病性網膜症は糖尿病の合併症の一つであり、網膜の血管が障害されて、視力低下や失明につながることがある。11月の糖尿病性眼疾患啓発月間にあわせて米国網膜専門医協会(ASRS)が発信したニュースリリースによると、糖尿病性網膜症は現在、約800万人の米国人に影響を及ぼし、その数は2050年までに2倍になると予想されている。

 一方で、ASRS会長のPhilip Ferrone氏によると、早期診断と治療法の飛躍的な進歩を支える新技術によって、「糖尿病患者が糖尿病性網膜症による深刻な影響を受けなくて良い、新しい時代に入った」とのことだ。ただし同氏は、「注意すべき一般的な危険因子や症状・状態についての認識を深めることが必要であり、全ての糖尿病患者が視力を維持するために必要な情報を身に付けておくべきだ」と、付け加えている。