米国の台湾との貿易額が急拡大している。その背景には、台湾製コンピューターチップへの需要が急増し、中国本土から台湾へ工場を呼び戻す動きが進んでいることがある。電子機器を含め、中国本土からの対米輸出品の多くには25%の関税が課されている。  米国の貿易相手国・地域の中で、台湾は現在8位。これは英国に次ぐもので、ベトナムより上位だ。台湾の今年9月までの1年間の対米物品輸出額は、過去最大の720億ドル(8兆1200億円)に達している。この額は、米トランプ政権が対中追加関税を導入する前の2017年の水準を約70%上回っている。