――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」
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投資家の間では、自動車メーカーがソフトウエアによるサービスをドライバーに「無線」で提供して収益を上げるようになるとの大きな期待がある。ただ、自動車メーカーにとっては今のところ、車をアップグレードするためのコストの方が、いつか現れるかもしれない次の利益の流れよりも明確だ。
フィアット・クライスラーとプジョーの合併で今年初めに設立された欧米自動車大手ステランティスは7日、新たなソフトウエア戦略を発表。自動車用コンピューターへの大規模な投資により、2030年までにソフトウエアによって動く製品とサブスクリプション(定額課金)による年間売上高が200億ユーロ(約2兆5600億円)に達するとの予想を示した。