ステランティスステランティスは、2030年までにソフトウエアによって動く製品とサブスクリプションによる年間売上高が200億ユーロに達するとみている Photo:Anthony Devlin/gettyimages

――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

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 投資家の間では、自動車メーカーがソフトウエアによるサービスをドライバーに「無線」で提供して収益を上げるようになるとの大きな期待がある。ただ、自動車メーカーにとっては今のところ、車をアップグレードするためのコストの方が、いつか現れるかもしれない次の利益の流れよりも明確だ。

 フィアット・クライスラーとプジョーの合併で今年初めに設立された欧米自動車大手ステランティスは7日、新たなソフトウエア戦略を発表。自動車用コンピューターへの大規模な投資により、2030年までにソフトウエアによって動く製品とサブスクリプション(定額課金)による年間売上高が200億ユーロ(約2兆5600億円)に達するとの予想を示した。