「今の会社で働き続けていいのかな?」「でも、転職するのは怖いな……」。働き方が大きく変わるなか、そんな悩みを抱える人は多いだろう。高卒から、30歳で年収1000万円超という驚きの経歴をもつ山下良輔さんは、そんな「転職迷子」たちから圧倒的な支持を得ている。山下さんは初の著書『転職が僕らを助けてくれる――新卒で入れなかったあの会社に入社する方法』で、自らの転職経験を全て公開している。
その戦略は「外資系やコンサル業界は、学歴エリートでなくても入れる」「職歴に一貫性はなくてもいい」など、これまでの「転職の常識」を塗り替えるものばかりだ。どうしたら人生を変える転職ができるのか、どうしたらいい会社選びができるのか。この連載では本書より一部を特別に公開する。

頭がいい人と悪い人「見た目のどこにお金をかけるか」の考え方の差Photo: Adobe Stock

 本書では転職面接で大事なのは、「清潔感」だとお伝えしています。

 なかでも髪の清潔感を保つうえで最も大切な「基本」は、こまめに切って、整えること。とにかくボサボサではないこと。これに尽きます。この基本さえできていれば、僕はどんな髪型だろうが、どんなシャンプーを使おうが、奇抜でなければどんなカラーにしようがあまり気にしなくていいと思います。

 奮発して表参道や原宿にあるおしゃれな美容院に行って「劇的な変化」をとげたとしても、定期的に通えなければ清潔感が継続しません。普段から印象をアップさせる効果はゼロに近い。それよりも大事なことは、1000円カットでもいいから月1くらいの頻度で定期的に切ってもらうことです。

 ボサボサに見せないコツは、次の3つです。とはいえ、美容院に頻繁には行けない……という忙しい人におすすめなのが、一部分だけのセルフカット。僕も、5000円くらいのバリカンを通販で購入し、ツーブロックにしているサイドの刈り上げ部分だけは、セルフカットしています。

・横幅を出さない
髪の毛は、サイドの髪が膨らんで、横に広がっていると不潔な印象になります。

・えりあしを短く保つ
えりあしが伸びていると髪の毛を切っていなくて「手入れを怠っている人」という印象になるので気をつけてください。

・前髪が目にかからない
前髪をつくる、つくらないは個人の趣味ですが、仕事では、目にかからない長さに保ちます。