米連邦準備制度理事会(FRB)の15日の政策発表に続き、英国とユーロ圏の中央銀行が16日、重要な金融政策を決定した。ここで一つの疑問が浮かび上がる。それは「各中銀は互いに協議していないのか」という疑問だ。今週の動きは、世界有数の規模の経済圏の金融政策の違いが、ますます大きくなっていることを示しており、それは今後、問題を引き起こす恐れがある。  英イングランド銀行(中央銀行)の動きは最もタカ派的で、主要政策金利を0.1%から0.25%に引き上げることを決定した。