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精神科医が教えるたった1つの「理不尽」への対処法イラスト:カツヤマケイコ

「めんどくさいから謝っておこう」の落とし穴

きょうのひとことは、
「理不尽なことに頭を下げない」

仕事やプライベートでなにか理不尽なことがあっても、おつき合いを優先して、形だけでも頭を下げておいたほうがいい、なんて話があったりします。

でも、納得できないことだったら、頭を下げるべきではありません。

そもそも、納得していないのに頭を下げても、納得していないということが雰囲気で伝わってしまいます。

自分が悪いと思っていないのに、形式上、頭を下げていいことはありません。

なぜなら、頭を下げられた相手は、その理不尽なことが妥当であると認識してしまうわけです。

納得していなくても、形ばかりで頭を下げて謝ることによって、相手の機嫌はよくなるかもしれませんし、不機嫌なままであっても、頭を下げられたことによって溜飲が下がるかもしれません。

しかし、頭を下げられたほうは、自分のほうが偉い、自分のいうことは正しい、みたいな感覚を得て、なおさら理不尽になっていってしまいかねません。

頭を下げた分、今後また理不尽なことをされる余地も生まれてしまいます。

形ばかりであっても頭を下げることによって、相手の理不尽さを育ててしまうことになるのです。

だから、納得できないのであれば、頭を下げてはいけません。

ただし、ちゃんと話し合いができる関係なのであれば、話し合いをするべきです。

もっとも、たいていの場合は話し合いをする価値がなく、理不尽なことをしてくる時点で、その人とは話し合う余地がないと思ったほうがいいです。

理不尽なことをしてくる人とは、もう関わり合いを持たないという選択がいちばんなのです。

その人との関係性にもよりますが、多少嫌われてもいいから、できるだけ接触を避けるほうが無難ですね。

きょうのひとことは、

きょうのひとことは、
「理不尽なことに頭を下げない」
でした。

参考になったかしら?