新型コロナウイルス感染者数の急増を受けた米航空便の混乱が続いており、30日は数百便が欠航となった。フライト追跡サイトのフライトアウェアによると、米国では30日の正午ごろまでに1200便近くが欠航となった。欠航便には米国内便と米国発着の国際便が含まれる。フライトアウェアによると、ジェットブルー・エアウェイズは現地時間の30日正午ごろまでに、この日予定していたフライトの17%に相当する175便が欠航となった。また、ユナイテッド航空は主要路線の9%に相当する193便が欠航となった。デルタ航空は、30日に予定されていた主要路線と地域便のうち、6%に相当する約250便が欠航となる見通しだと明らかにした。欠航は各社一様というわけではなく、サウスウエスト航空の30日正午ごろまでの欠航は15便にとどまった。また、アメリカン航空の主要路線での欠航は4便だった。