フェイスブックが最近行った「メタバース」企業へのリブランディングで難しい問題の一つは、販売好調なビデオゲーム機器の製造だけではもう十分でないことだ。フェイスブックが現在の正式名称「メタ・プラットフォームズ」となって迎えたホリデーシーズンは、傘下で仮想現実(VR)端末を手掛けるオキュラスのVRヘッドセットのおかげでまずまずだったようだ。キーバンク・キャピタル・マーケッツとジェフリーズのアナリストはいずれも、先週のリポートでオキュラスのアプリダウンロード数がクリスマスに急増したことを指摘。ジェフリーズのブレント・シル氏は、クリスマス当日のこのアプリのデイリーアクティブユーザー数が前年同日比で90%増加したことにも言及した。フェイスブックはこれまで、2014年に20億ドル(約2306億7200万円)で買収したオキュラスの売り上げデータを定期的に開示していないが、IDCは同社の第4四半期のデータ集計後に2021年のオキュラスのVR機器販売台数が530万~680万台になると推計している。
メタバースの成功、VR機器のXマス販売で測れず
メタ傘下オキュラスのVRヘッドセット、販売台数は大幅に増加もいまだにニッチ商品
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