米シェアオフィス大手WeWork(ウィーワーク)の共同創業者で、業績悪化を受けて辞任した前最高経営責任者(CEO)のアダム・ニューマン氏が、今度はマンション経営という新事業への参入を進めている。裁判所・企業の記録や不動産登記、事情に詳しい関係者の話によると、ニューマン氏と関連のある複数の企業がひそかにフロリダ州のマイアミやフォートローダーデール、ジョージア州アトランタ、テネシー州ナッシュビルなどで共同住宅4000戸余りの過半数権益を取得している。物件の価値は合わせて10億ドル(約1160億円)超。多くは過去1年以内に獲得したものだという。複数の関係者は、ニューマン氏が賃貸住宅業界を揺るがすような企業を作りたいという野心を友人や仲間に語っていたと述べた。
米ウィーワーク前CEO、シェアオフィスの次はマンション経営
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