「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

子どもは勉強脳が磨かれ、シニアは認知症予防に効いてくる「脳トレドリル」Photo: Adobe Stock

何歳からでも記憶力も認知機能も強化することができる

 なぜ超スピードで本が読めるのか?
 なぜ高速で答えを出すことができるのか?
 なぜ覚えたことを忘れないのか?

 これらの秘密はすべて「右脳」にあります。この右脳を使って本を読むのが、瞬読です。どういうことかというと、読むときに「イメージをする」のです。

 たとえば、旅行でハワイに行ったとしましょう。そのときのことを思い出そうとすると、「ハワイ」という文字よりも海辺やヤシの木などの風景が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか? それは潜在意識を司る右脳が、映像=イメージで覚えているからです。

 イメージしたことは、長く記憶に残ります。ですから、数字も、単語や文章も、イメージで覚えれば、忘れにくくなります。

 ではイメージだけをしていればいいのかというと、そうではありません。頭の中でパッとひらめいてイメージしたことを「言葉にする」「書き出す」「意味を考える」。つまり「言語化する」作業を通して、初めて記憶に定着するのです。こちらが左脳の役目です。

 右脳でひらめいたことを左脳で言語化する。それを習得できるようにしたのが、この「瞬読ドリル」です。

 歳を重ねると誰もが記憶力の衰えを感じると思いますが、体を使わないとどんどん筋力が落ちてしまうように、脳も使わないと老化してしまいます。

 でも安心してください。意識的にトレーニングをすれば、何歳からでも記憶力も認知機能も強化することができるのです。高齢になると動作や話すスピードも遅くなってしまうものですが、それも脳と密接に関係しています。頭の回転が速くなれば、動作や話す速度も若いときの、もしかしたら孫にも負けないくらいのスピードを取り戻すことだって夢ではないのです。

 また、このドリルは、子どもにもぜひやっていただきたいと思っています。なぜなら、これからの時代に欠かせないといわれている「判断力」「思考力」「表現力」などのほか、これらの力を伸ばすために必要な「語彙力」も同時に養われるからです。これらは、丸暗記メインの左脳型教育では「絶対に」得られません。世界で活躍する大人になるためにも、右脳の力を今から鍛えていってください。

*本連載は、『1分間瞬読ドリル』から一部抜粋・再編集したものです。