年明けの米国株式市場では、個人投資家に昨年愛されていた「ミーム(はやりネタ)」銘柄にとりわけ売りが集中する展開となっている。  ゲームソフト小売り大手ゲームストップや映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングスは新年の取引が始まった今週5日までに、それぞれ13%、16%値下がり。個人投資家が結託して株価を押し上げていた昨年からは様変わりだ。アマ投資家の軍団がゲームストップとAMCに食指を伸ばした頃、両社の業績は低迷していたが、前年はそれぞれ688%、1183%急騰して終えていた。