いま、1~2人前の小鍋料理が空前の大ブーム。簡単にできて、とてもおいしい。冷えたカラダもポッカポカになる。しかも、洗いものも少ないのだから、忙しいビジネスパーソンに大人気なのも当然。しかし、どうしてもワンパターンになりがち。そこで活躍するのが、大人気料理家の小田真規子先生の小鍋レシピを集めた『まいにち小鍋』です。本連載では、その一部をご紹介してまいります。ぜひ、今日の晩御飯にお試しください!

【小鍋レシピ】豚肉とねぎのさっぱり肉吸い鍋豚肉とねぎのさっぱり肉吸い鍋

 あっさりとした関西屋台風の小鍋レシピ「豚肉とねぎのさっぱり肉吸い鍋」の作り方をご紹介します。ハイボールをはじめ、お酒との相性もばっちりですので、晩酌のお供にどうぞ!

 豚バラ肉は、熱湯をかけて余分な脂を除いておくと、やわらかさと濃厚な旨みはそのままに、スッキリとしたスープが楽しめます。

【具材】(1人前)
豚バラ薄切り肉(6~7cm長さに切る):150g
長ねぎ(縦半分に切り、斜め薄切り):1本(100g)
シイタケ(薄切り):4枚

【スープ】
昆布(5cm角):1枚
みりん:大さじ2
薄口しょうゆ:大さじ2
黒粒こしょう(スプーンであらく潰す):5粒
水:1・1/2カップ

【仕上げ】
すだち:適宜
こしょう:適宜

●つくり方
1 豚肉をボウルに入れ、かぶるくらいの熱湯を注ぎ、1分置きとり出す。
2 鍋に【スープ】を入れて中火にかけ、煮立ったら豚肉、長ねぎ、シイタケを入れる。
3 弱火で5分煮て、お好みで【仕上げ】をかけていただく。

小田真規子(おだ・まきこ)
料理家・栄養士・フードディレクター
女子栄養大学短期大学部卒業後、料理家のアシスタントを経て、スタジオナッツ(www.studionuts.com)を設立。誰もが作りやすく、健康に配慮した、簡単でおいしい家庭料理をテーマに、『オレンジページ』『ESSE』などの生活雑誌や企業PR誌にオリジナルレシピを発表。家電、食品、調味料メーカーのメニュー開発、国内各地の産地・加工品の商品開発などもサポートしている。分かりやすいレシピが好評で、NHK「きょうの料理」「あさイチ」の料理コーナーに定期出演。『まいにち小鍋』(ダイヤモンド社)、『自炊のトリセツ おいしいごはんの法則』(池田書店)、『今日から料理を始める人の61レシピ』(KADOKAWA)など著書多数。