米ゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザードはセクハラなどの不適切行為を巡る疑惑に対応し、昨年7月以降に三十数人を解雇または退社させたほか、約40人を処分した。複数の関係者が明らかにした。関係者によると、一連の処分などの概要は昨年末に公表予定だったが、ボビー・コティック最高経営責任者(CEO)が待ったをかけた。コティック氏は、アクティビジョンの職場環境の問題がこれまでに分かっているよりも大きいと受け止められかねない、と話していたという。カリフォルニア州当局は昨年7月、職場での性的嫌がらせなどがあったとし、アクティビジョンを提訴した。前出の処分の概要によれば、それ以降に従業員から不適切行為などに関する報告が約700件あったという(同じ出来事に対して複数の報告が寄せられた場合もある)。
アクティビジョン、不適切行為で30人超が退社=関係者
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