新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」による市中感染が初めて見つかった中国・北京市の衛生当局者は、感染源が特定できておらず、外国から到着した郵便物が原因かもしれない、との見方を示した。  また、患者との濃厚接触者とされた1万6500人余りを検査した結果、いずれも陰性だったと説明している。  中国国営メディアが伝えた北京市の衛生当局幹部の発言によると、患者の位置データを調べた結果、最近旅行した形跡はなかった。感染が確認されているオミクロン患者、あるいは外国から最近帰国した人とも接触しておらず、同じ空間にいたこともなかった。