米連邦準備制度理事会(FRB)は26日、2日間にわたる連邦公開市場委員会(FOMC)会合を終了し、政策金利をゼロ近辺で据え置くことを決めた。一方で、3月半ばに利上げする考えも明らかにし、インフレ上昇を抑制するため、景気刺激策の引き揚げを急ぐ姿勢を示した。会合終了後に公表した政策声明では「フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き上げることが間もなく適切となるだろう」と述べた。資産買い入れプログラムの縮小については、3月までに完了する方針を決めた。FRB当局者は会合で、9兆ドル(約1028兆円)の保有資産を縮小させる方法や時期について議論を続けた。保有資産は2020年3月から2倍以上に膨らんでいる。
FRB、資産買い入れ縮小は3月に完了 その後利上げへ
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