【ワシントン】バイデン米政権は動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」など外資系アプリの潜在的なセキュリティーリスクに対応するため、連邦規制の改定に動いている。政権は8カ月前、中国企業が保有するTikTokを強制的に閉鎖させる措置を見送っていた。  連邦官報の記載によると、商務省は先日、規制変更案に関する意見公募期間を終了した。この変更案は、連邦政府の監視対象を拡大し、「外国の敵対勢力がデータを盗んだり、他の方法で入手したりするために使用する可能性がある」アプリを明確に含めるものだ。