【ワシントン】米情報機関のアナリストや外部の専門家からなる委員会は2日公表した報告書で、「ハバナ症候群」と呼ばれる健康被害について、その一部は指向性エネルギーか音響装置によって引き起こされた可能性が高く、その他の要因では説明がつかないと述べた。  専門家らは、これまでに報告されている症状の「主要な特徴は電磁パルスエネルギー、特に無線周波数帯域のエネルギーによってもっともらしい説明がつく」とした。  今回の報告書はアブリル・ヘインズ国家情報長官と中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官によって招集されたグループが取りまとめたもの。