フェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズは、米アップルの新たな広告プライバシー規定がデジタル広告界に混乱をもたらしていることを、かつてないほど明確な形で示すことになった。  メタのデビッド・ウェーナー最高財務責任者(CFO)は2日、投資家に衝撃を与えた四半期決算と今年の見通しについて説明した際、アップルの新規約で2022年に100億ドルを超える売上高が失われると予想していることを明らかにした。これは昨年の総売上高の約8%に相当する。  ウェーナー氏はアナリストとの電話会議で、「かなり大きな逆風だ」と述べた。