株式市場で人気の「FAANG」と呼ばれる巨大IT(情報技術)銘柄の動きに亀裂が生じ始めている。先週株価が大きく変動したことを受け、投資家たちは、巨大IT銘柄の取引手法を再考していると話す。勝ち組と負け組をより綿密に選別し、来年にかけて上昇しそうな銘柄を見極めようとしている。巨大IT株が一斉に上昇し、大勢のファンを魅了した時代は終わったと話す投資家もいる。利上げや消費者の嗜好(しこう)の変化、バリュエーションの肥大化の犠牲になった企業もある。投資家の高い期待を裏切った企業は、市場で大きな犠牲を払うことになった。
巨大IT株、魅力に陰り 潮目が変化
メタ、アップル、アマゾン、ネトフリなどを追跡する指数が年初来で大幅下落
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