ドナルド・トランプ前米大統領が新たに立ち上げるソーシャルメディア事業を巡り、市場関係者の間で評価額が分かれている。詳細はほとんど明らかになっていないが、支持者らは成功間違いなしだと確信しているビジネスだ。  トランプ氏の新会社と合併する特別買収目的会社(SPAC)、デジタル・ワールド・アクイジションの株式とワラント(新株引受権)は評価額について、二つの異なるストーリーを提供する。株価は足元で80ドル前後と、合併を発表した昨年10月以降の700%の高騰を維持している。年初来では60%余り値上がりだ。