アクティビスト(物言う株主)のカール・アイカーン氏は、米ファストフード大手マクドナルドの取締役会に自らが推す2人を就任させようと委任状争奪戦を開始した。事情を知る複数の関係者が明らかにした。同社に対し、豚肉納入業者の飼育環境を変えさせることが狙い。    ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、アイカーン氏はマクドナルドの株式をごくわずか保有しており、数週間前から米国人道協会と共に同社と協議を続けていると報じていた。同氏は以前、取締役の指名要請をちらつかせて同社に圧力をかけていた。 。