地味なドライブスルーレーンの需要が急増している。コーヒーチェーン、チキンやその他のファストフード店は、限られた供給の争奪戦を繰り広げている。  ドライブスルー物件への関心は新型コロナウイルス感染拡大前から高まっていた。データ会社のコスター・グループによると、レストランや薬局、銀行への不動産の販売総額は昨年急増し、過去最高の120億ドルに達した。これは2019年を43%上回り、2012年から倍増となっている。  コロナ初期にはレストランが閉鎖され、感染への恐怖から人々は車に閉じこもり、コーヒーやファストフードを買い求める顧客はドライブスルーに引き寄せられた。