米マイクロソフトのセキュリティー分野の責任者として昨年後半に就任したチャーリー・ベル氏は、サイバー攻撃の脅威にさらされている企業や組織に対しクラウドの活用を呼び掛けている。ベル氏は米アマゾン・ドット・コムから移籍後初となるインタビューでサイバー攻撃ついて、「あらゆる問題の根源のようなものだ」とし、「それを解決しなければ、テクノロジーに関する他の全てのことはうまくいかなくなる」と述べた。アマゾンでベル氏は世界最大のクラウド事業の構築に貢献した。マイクロソフトについては、サイバー犯罪対策の中心的な役割を担っているとの認識を示した。ただ、一部の顧客からはマイクロソフトに取り組みの強化を求める声も聞かれる。