米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は28日、米国内の銀行が政府との間で、ロシアに対する制裁についてどう理解すべきか協議を続けていると述べた。中心となっているのは国際決済ネットワークである国際銀行間通信協会(SWIFT)へのアクセス遮断についてだという。ブルームバーグTVに出演したダイモン氏は、銀行側から政府当局者らに対し、具体的な制裁を推薦したり、反対したりしていることはないと述べた。ロシアによるSWIFTへのアクセスを制限したことに関して、同氏は回避策が複数あると指摘。ブロックしたところで代替のメッセージシステムも同じように遮断されるわけではないとした。
SWIFTからの排除、ロシア側に回避策ある=JPモルガンCEO
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