米石油大手エクソンモービルは1日、ロシアでの数十億ドル規模の石油・ガスプロジェクトの操業を停止するほか、今後同国への投資を行わないと発表した。ウクライナ侵攻を受けたもの。エクソンは、ロシア極東サハリン島の大規模開発プロジェクトでの生産停止に向けた準備を進めていると明らかにした。エクソンは同プロジェクトの権益30%を保有している。、ロシア国営石油大手ロスネフチ、日本のSODECO、インドのONGC Videshなども権益を保有している。事情に詳しい関係者によると、エクソンは、ロシアに駐在する従業員の希望に応じて国外退避できるよう計画を策定している。ロシアにいるエクソンの約1000人の従業員の大半はロシア人となっている。